再就職手当はいつ受け取れるのか?申請の流れと受給日について
失業手当をもらっている人が、受け取り満了の期日よりも早く仕事を再スタートする時に受け取れる
「再就職手当」。知らずに損をしている人も多い制度で、利用率は3割程度にとどまっています。
再就職手当は「早期の」再就職を促すための制度で、早く再就職先が決まるほど、多くの金額を受け取ることができます。再就職後に受け取れるので「早期再就職でもらえるお祝い金」と捉えても良いかもしれません。
「再就職」はいつ確認され、いつお金を受け取る事が出来るのでしょうか。受け取るために必要な手続きは何でしょうか。今回は、知らなければ受け取れない「再就職手当」の受取時期、手続きについてご紹介します。
~再就職手当の流れ~
1. 会社から「採用証明」をもらう
採用証明書は就職先から「採用したことを証明する」書類で、会社側が記入・発行しなくてはなりません。
2. 「採用証明」をハローワークに提出する
「1」の「採用証明」をハローワークに提出します。
3. ハローワークから申請書類をもらう
「再就職手当支給申請書」あるいは「常用就職支度手当支給申請書」という書類もらいます。分からなかったら、ハローワークの窓口の人に聞きましょう。
4. 申請書類による会社の証明を受ける
「3」の申請書類会社に提出して、証明を受けます。
5. 就職日の翌日から1ヶ月以内にハローワークに提出
会社から証明を受けた「再就職手当支給申請書」あるいは「常用就職支度手当支給申請書」に加えて「受給資格者証」をハローワークに提出します。「受給資格者証」とはハローワークで雇用保険、失業給付の手続き後に開催される受給説明会で渡される書類で、受給資格を証明するものです。
最後の「5」が「就職日の翌日から1ヶ月以内」ということです。また、提出書類に不備があると再提出が必要になるため、早めに動く方が安全です。